おでかけあるばむ


日付:2001年8月14日(火)
場所:山梨県
経路:鳴沢(道の駅、氷穴、樹海、富岳風穴)→勝沼町ぶどうの丘→猿橋
天気:晴れ、時々雷雨

鳴沢・道の駅
「なるさわ富士山博物館」

鳴沢道の駅に併設されている「なるさわ富士山博物館」です。 出来たばかりらしくまだ塗料の匂いがしていました。 展示品のガラスで作られた富士山の模型は地下水やマグマの様子が良く分りました。 ただし、入場料は800円と少々高い気がします。

室外には自然探索路があり、木々や溶岩、洞穴があり、 資料によると一周25分から50分くらい掛かるらしいです。 のんびりと気晴らしに歩くにはちょうど良いかと思います。

「道の駅写真」

道の駅が見えます。その先は樹海です。 そして、富士山……クレーン左側の雲の中に富士山が実はいます(涙)。

この日の天気はよく晴れて歩くには少々辛いかなと言った所でしょうか。

鳴沢・氷穴
「氷穴の入口」

道の駅から車で10分くらいの所にある氷穴。 人が多くなかなか先に進めませんでした。

内部に続く階段を1歩1歩進む毎に気温が低くなっていくのが分ります。

「氷穴の氷」

内部の温度は0度との事。 名前の通り洞窟の内部には氷が溶けずに残っていました。

青木ヶ原樹海
「樹海の道」

富士登山道の一部が氷穴から風穴にかけて樹海の中を通っています。

道は所々岩が出っぱっていましたが、 砂利が敷き詰められていたので歩きやすかったです。

「樹海の木」

樹海の中は本当に静かで周りに人がいないと何も聞こえません。 木々は鬱蒼として、一切手入れされていない事が見てとれます。

「樹海の看板」

所々にある看板。他にも自殺志願者向けもありました。

道を外れ森の中に入ってしまうと、音も聞こえない、空もあまり見えない、 溶岩によってできた穴や倒れた木などが障害物になるなど、 自力で脱出するのは困難だなと思いました。

富岳風穴
「風穴の入口」

樹海を歩く事30分。やっとの風穴に辿り着きました。 氷穴同様に樹海の下に洞窟があります。こちらの気温は-3度だそうです。

「風穴の棚」

こちらの洞窟は冷蔵庫の役割もあり、 写真の繭玉を始め、野菜なども保存されていたそうです。

「風穴の氷」

写真は暗いのですが、中心辺りに氷が見えます。

ほうとう
「ほうとう不動入口」

山梨名物のほうとうを食べました。 この「ほうとう不動」のほうとうは1種類しかありませんでした。 大きな鍋に入ったほうとうを見た時には「・・・」となりました。

食べられるかなと思いつつ、おいしく頂きました。

「橋の正面」

突然橋が出てきました。木で出来た橋です。

「橋の横」

橋の下に何かあります。 この橋は猿がつるをつたって対岸に渡ったのを見たことにより作られたそうです。

「猿橋の看板」

そうこの橋は日本三奇橋の一つ「猿橋」です。 近くに車も通れる橋が作られており、現在は観光の為にあるらしいです。


ほかに……

この日、午前中は天気がよく歩いていても汗をかいてしまうほどでした。 ほうとうを食べている頃から雨が降り出しました。 午後は車での移動か建物の中でしたのでよかったのですが…… 山の天気は本当に変わりやすいものだと思いました。

鳴沢から勝沼へは国道137号を通りました。 途中河口湖大橋から湖を見たらモーターボートが走っており気持ち良さそうでした。

勝沼町ぶどうの丘でワインを4本ほど購入し帰路につきました。 VICSによると高速よりも一般道の方が混んでいないと表示されたので、 国道20号を選択しました。見事に外れました(涙)。


文責:ともひろ
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